PHP Max Input Varsの設定方法

How to increase PHP Max Input Vars

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Avadaの製品登録が完了したら、サイトを作成したり記事を作成する前にシステムステータスを変更しましょう。システムステータスを変更することで快適にAvadaを使用することができるようになります。

システムステータスは、Avada管理画面(Welcome to Avada!)のタブから見ることができ、以下の4つの情報を見ることができます。

  1. Avadaのバージョン
  2. WordPress環境
  3. Server環境
  4. 使用しているプラグイン

このコンテンツでは、【3.Server環境】の【PHP Max Input Vars】の変更について解説しています。

また、Server環境はもう1つ設定の確認をする必要があります。
PHP Time Limitの設定方法】も合わせてご覧ください。

PHP Max Input Varsとは?

PHP Max Input Varsは、PHPのリファレンスで次のように説明しています。

入力変数 を最大で何個まで受け付けるかを指定します (この制限は、スーパーグローバル $_GET、$_POST そして $_COOKIE にそれぞれ個別に適用されます)。 このディレクティブを使うと、ハッシュの衝突を悪用したサービス不能攻撃を受ける可能性を軽減できます。 このディレクティブで設定した数を超える入力変数があった場合は E_WARNING が発生し、 それ以降の入力変数はリクエストから削除されます。

何やらよくわからないことが書いてありますが、Avadaで影響が主に出るのはメガメニューを使用する時です。
デフォルト値である1000のままでメニューの項目数が増えていくと、ある一定以上でメニューが登録できなくなってしまいます。

PHP Max Input Varsシステムステータス

この設定の目安となる値はシステムステータスタブから現在の環境に応じて教えてくれます。
画像では2760となっていますが、使用する環境によりこの値は変化します。

設定方法

PHP Max Input Varsの値を変更するには、以下のいずれかのファイルを変更します。

  1. PHP.ini ファイル
  2. .htaccess ファイル

Avada公式の解説ページPHP Max Input Varsでは、2の.htaccessファイルの変更が推奨されていますが、Xserverを利用している場合は1が最も簡単で安全です。いずれにしても、どれも重要なファイルですので取り扱いには注意しましょう。

1.PHP.iniファイルで設定する方法

PHP.iniファイルで設定

php.iniファイルに次のコードを記述します。

私のようにXserverを使用している場合は、以下の項目から変更することができます。『サーバーパネル』>『php.ini設定』>『php.ini直接編集』

【php.ini直接編集】パネルから、post_max_size = ○○M や upload_max_filesize = ○○M を見つけ出し、その下に上記コードを記述します。Mは単位を表しています。

FTPから直接編集したい場合は、ドメイン直下の【xserver_php】というフォルダー内にphp.iniファイルがあります。

2. .htaccessファイルで設定する方法

.htaccessファイルで設定

.htaccessファイルの『# END WordPress』の下に、次のコードを記述します。

Xserverではサーバーパネルの【.htaccess編集】から編集することができます。

FTPから直接編集したい場合は、WordPressインストールフォルダー内でファイルを見つけることができます。

まとめ

PHP Max Input Vars設定変更後

設定をいずれかの方法で変更したら、システムステータスのタブをリロードしてみましょう。

『サーバー環境』>『PHP Max Input Vars』の値がグリーンになっていたら成功です。

以上が PHP Max Input Vars の設定方法となります。

2017/05/10|カテゴリー: Essential|タグ: , , |

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